小学生のときから英会話を学ばせている家庭は多くありますが、その一方で小学生に英会話を学ばせることに難しさを感じている人も多くいるでしょう。小学生の英会話がどうして難しいと感じるのか、この記事では3つの理由を解説します。
細かい文法をしっかり学ぶのも大切ですが、そればかりに気をとられていると英語は難しい、面倒くさい、楽しくないというイメージを持ってしまうかもしれません。小学生が英会話を習得する上で、英語を楽しむことは重要なポイントです。英語が嫌いになってしまえば、せっかくの英会話スクール、レッスンも意味がありません。
英会話をする上で、文法を間違えないかという緊張感を持つのではなく、クイズやカード、ゲームなどで楽しく英語を学ぶことが大切です。日本語を話すときも、間違った文法で日本語を使うことは少なくないはずです。それでも相手に通じ、楽しく会話ができることを思えば、英語を話すときも相手に興味を持ち、相手との会話を楽しむことが大切であることが分かります。
正しい文法で話す、書くことが求められるのは、公式な文章や公式な場での会話ぐらいかもしれません。普段やり取りをするぐらいであれば正しさを意識するよりもコミュニケーションをとることを意識すると良いでしょう。
また、日本語の理解がしっかりできていないと、英語を学んでもうまく言葉として表現できないことがあります。自分の考えを具体的に表現することが日本語で出来ていないのに、英語でそれを行うのは厳しいものがあります。小さい頃から英会話を学ぶメリットもありますが、早く始めるのがベストではなく日本語と英語の意味を理解した上で、日本語と英語の互換性を意識することも大切なのです。
子供の英会話が難しいと思われるのは、学ぶ時間が短いことも要因かもしれません。英会話スクールに通っていたとしても、週に1回、30~60分程度のレッスンが多いかもしれません。そこで学ぶだけで英語が話せるようになるといのは安易な考えであり、実際に英会話を習得するためには毎日継続して英語に触れることが重要となるのです。
スクールに行かない日も英語を聞く、話すことを継続することで初めて英会話を身に着けることができます。自宅で英会話をする時間を作ることができれば一番ですが、家族の協力が欠かせませんし英会話が苦手な保護者であれば難しいでしょう。オンラインレッスンであれば、スクールに通うよりもお得な費用で多く利用できるのでおすすめです。
自宅でも英会話に触れる方法としては、英語のアニメを英語字幕で見る、英語の音楽を聴くというのもおすすめです。
英会話スクールで学ぶ英会話の文章は、普段使う機会の少ないものが多いと思います。「Is this a pen?」「This is a pen.」このような表現を日常で使うことはほとんどありません。そのような例文ばかり学んでいれば、実際に会話しようとすれば何も言葉にならないということにもなってしまうでしょう。
また、せっかく英会話を学んでも、活かす機会がなければせっかくの英会話も忘れてしまいます。英会話はアウトプットすることで身についていきますが、ただ聞いて覚えるだけでは知識として身についても実践することが難しくなってしまうのです。間違っても英会話をしてみることが大切なのです。
ただ、実際に英会話をしてみようと思うと恥ずかしさを感じてしまい、うまく言葉にならないこともあります。特に、小学校高学年になると客観的な視点で自分を見るようになり、恥ずかしいという思いが強くなってしまいます。人前で英会話をすることに抵抗があれば、マンツーマンスクールやオンラインレッスンを受けてみる選択肢もあります。
マンツーマンレッスン、オンラインレッスンであれば、同世代の子の視線を気にすることなく先生と会話をすることができますし、先生がうまく誘導してくれることでアウトプットしやすくなるでしょう。